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膝の内側が痛い症状は日本人に多い?
年齢を重ねるにつれて増えてくる膝関節の痛み。その膝の痛みの中でも関節の内側から痛みが始まる人が多いそうです。でもこれ実は日本人特有の生活習慣が原因とも言われています。
というのも、大きな原因となっているのが日本人に多いO脚型の脚の歪み。
実に人口の8割とも言われるO脚は、膝関節の内側に体重が大きく掛かり、局部的に軟骨の擦り減り損傷を進行させてしまいます。
あなたの脚はどうでしょうか。
日本人にO脚が多いのは生活習慣に注意
なぜ、日本人にO脚が多いのでしょう。その理由はいくつか言われています。
「日本人の骨が海外の人に比べて弱い」
「乳幼児の早い時期から歩き始める」
「床に座る生活が骨盤を歪ませる」
上記のような事が最も多く言われている事です。
この中で特に気を付けたいのが、床に座る生活ではないでしょうか。
男性は胡床(あぐら)をかいて座る、女性は両足を曲げたまま左右に開いてペタッと床に座る内股座り(または女の子座りとかアヒル座りとも言われます)など、膝関節や骨盤に無理の掛かる姿勢を当たり前のようにしています。
欧米人は椅子文化ですから、基本的に床には座りません。
この生活習慣の差が骨盤や脚の歪みだけでなく、脚の長さにも大きく影響していると言われています。
骨自体が曲がってしまった症状を治すのは難しいかもしれませんが、これからおすすめ出来るのは椅子中心の生活に変える事です。
特に高齢になればなるほど、立ち座りの大変さも出てきますし、背骨や膝関節への負担を減らすのはこれからでも遅くはありません。
膝の内側の痛みへの対処・対策
膝の内側の痛みが関節軟骨の減少から来る痛みである事が多いですが、この場合は関節の炎症を抑えるために無理に歩いたりせず安静にする事と、湿布で患部を冷やしてあげると効果的です。
「まだ若いから・・」と思う方もいるかもしれませんが、40代前後から変形性関節症の人口は増えていきます。
20代や30代の方でも、肥満体型で膝の負担が大きかったり激しい運動をしてきた方なども、軟骨の損傷が進行している場合があります。
まずハッキリとした原因を知るために整形外科に受診するのが大切です。
若い方であれば軟骨の回復も見込めますが、高齢になるほど体内で軟骨組織を作る力が衰えてしまいます。
そういった方には関節サプリを使うのもおすすめです。
グルコサミンやコンドロイチンとは違う新しい軟骨成分が話題のサプリなどもありますから、よろしければ以下の記事もご覧ください。
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