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膝の関節痛が多くなるのはなぜ?
関節痛の中でも特に多いのが膝(ひざ)です。
それは、膝が体のほぼ全体重を支える関節であり、人間が移動する上で一番使われる部位だからです。関節に負荷を掛ける機会が増えると、それだけ関節の痛みが発症しやすくなります。
若いうちは、体を動かす時にとくだんの意識をする事無く行動していますが、年齢を重ねるごとに筋力が衰えたり関節の不具合を感じると初めて意識し始めます。
ちなみに、平地を歩くときに膝に掛かる荷重(負担)は、体重の約3倍かかると言われています。さらに、走ったり階段の上り下りでは約7〜10倍もの負荷が掛かるそうです。
つまり、体重65キロの方が歩く時には約200キロ近くの重みが膝の関節に掛かる事に。
日頃、30キロの米袋を持つだけでも大きな負担を感じるのに、驚くほどの大きな力が膝にかかっている事になります。
もちろん、膝関節周りの筋肉が力を分散しながらスムーズに重心移動を行い、関節のクッションの役割を持つ軟骨部が衝撃を吸収しながら可動させて、重みを感じさせない動きが可能になります。
これが加齢や慢性的な負荷によって関節の炎症を引き起こし、関節痛へと繋がります。
膝の関節痛は適度に動かすべき
一度関節痛になってしまうと、どうしても関節を動かす事が極端に減ってしまいます。
もちろん、炎症が収まるまでは無理な運動や刺激は避けなければいけませんが、大きな負担を掛けない程度に膝の曲げ伸ばしや軽い歩行など、徐々に脚を動かす事はとても大切です。
もっとも恐いのは、関節を動かす筋肉が退化・衰退してしまう事。
膝などの関節に悩みを抱える方が一度筋肉を衰えさせてしまうと、以前のように筋力を取り戻して自由に動かす事が難しくなっていきます。
一番良いのはもちろん関節痛になる前に予防する事です。
まだ軽度の方やできるだけ早くから、歩いたり体操をしたり適度の運動を心掛けましょう。
また、関節痛サプリメントなどで軟骨成分をサポートするなども非常に有効な手段です。
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