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変形性膝関節症のためのリハビリストレッチ運動
高齢者に多い変形性膝関節症のためのリハビリ・ストレッチ運動をご紹介します。これは担当の整形外科医に教えてもらった、母の膝の痛み改善に効果のあった方法です。
膝が痛いからといって全く動かさないのは良くありません。筋肉が弱ってしまい、膝が硬くなり歩く事からどんどん遠ざかってしまうのだそうです。
変形性関節症は、関節軟骨が擦り減り炎症を起こして痛みます。その関節の痛みをカバーしサポートしてくれるのが筋肉です。
足を動かすリハビリ・ストレッチ運動は、筋力を付ける事で膝関節への負担を減らし、さらに動かす事で膝を柔らかく血行を良くして関節の老廃物を排出したり栄養を行き渡らせたりします。
そうする事で軟骨細胞が活性化して新しく生成されやすくなる利点があります。
だからといって、急にたくさん歩くような運動は止めましょう。
歩く動作は膝より上の体重がすべて膝に掛かるため思っているよりも負荷が大きいですから、焦らず少しずつできる運動から始めます。
膝関節のリハビリ運動の前に
膝関節のリハビリストレッチの前に、無理をし過ぎないのが基本です。自分の症状に合わせて毎日少しずつ動かすようにします。
膝が大きく腫れていたり、じっとしていても痛いような場合は、安静にして医師に看てもらうようにしましょう。
椅子に座って足の曲げ伸ばし運動
椅子を使って行う足の曲げ伸ばし運動です。
1、背もたれのある椅子に深く腰掛けて片足ずつゆっくり水平まで持ち上げます。
5つほど数えながらゆっくり上げます。この時、太もも前面の“大腿四頭筋(だいたいしとうきん)”という筋肉を動かすのですが、歩行の際に足を持ち上げたり前に出す動作で、とても大切な筋力です。
背もたれの無い椅子だとバランスを崩してひっくり返ってしまう事もあるので、背もたれに背筋を付けて、足を持ち上げましょう。
2、足を水平まで上げたら、その状態でつま先を立てる。
つま先を立てる事で、足の裏とふくらはぎが伸びる感覚を意識します。
3、ゆっくりと足を下ろす。
下ろす動作も5つくらい数えながらゆっくりと行います。
この一連の動作を左右交互に行います。
痛くて伸ばせないという場合は、痛みを堪えて無理に伸ばす必要はありません。痛くない程度まで持ち上げたらつま先を立てて、ゆっくり下ろす事を繰り返します。
やっていくうちに痛くない可動範囲が広くなっていきますから、無理をせず自分の症状に合わせて徐々に行っていきましょう。
※運動した事で膝の腫れや痛みが増すような場合は、すぐにリハビリ・ストレッチ運動を中止して医師に相談しましょう。
体を動かすと気持ちも前向きになる
面白い事に、意識的に体を動かすように心掛けた生活を送るだけで、気持ちも前向きになって笑顔が増えるんですよね。
医者ではないから詳しい事は分かりませんけど、ホルモンバランスが良くなってどうのこうのって医学的な効果作用があるみたい。
でも無理のし過ぎは駄目ですからね。
自分の体に合わせて少しずつ行いましょう。
あと、変形性関節症に効果的なサプリメントを取り入れるのも母には大きかったです。
今では手放せなくなった評判の商品についても書いてますので、よろしければご覧ください。
新軟骨成分の関節痛サプリがすごい!
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