- HOME > 膝の痛み関節痛の悩み > 膝の痛みを和らげる生活改善
膝の痛みと生活習慣や癖の関係
関節痛の中でも特に多いのが「膝」の関節の痛みです。
確かに膝は、体の全体重を支える脚の重要な関節として生活のさまざまな動作で大きな負担があります。
もちろん膝が痛む原因は、関節軟骨の擦り減りや患部の炎症によって起こりますが、その前に自分の生活習慣や歩く癖などによって、膝により多くの負担を掛けているかもしれません。
日々の正しい姿勢や生活改善によって、関節痛の進行を遅らせたり改善する事ができます。
正直なところ、老化に伴う関節の不具合は現在の医学でも治癒が難しいですから、身近な問題点を探り矯正したり改善していく方法がたいへん有効で、一般的な治療として大きな部分を占めています。
このページでは、生活習慣が悪影響を与える動作や要因について挙げています。
膝に負担を掛ける要因
膝に必要以上に負荷を掛ける要因には以下のようなものがあります。
・肥満
・運動不足
・姿勢
・栄養バランス
食生活で関節痛を改善
毎日の食事は、膝の痛みを改善する上で大きな効果があります。
まず、肥満など関節への負担を増やす体重を抑制しましょう。
無駄な体重を減らす事は、直接的に膝への影響を減らしてくれます。
早食いや暴飲暴食はもってのほか。
食べ過ぎに一番効果的な方法は、ゆっくりとよく噛んで食べることです。
一口の噛む回数を増やしてゆっくり食べる事で正しく満腹中枢が刺激されるようになり、必要以上のカロリー摂取を無くしてくれます。
また、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。
バランスの良い食生活は体の免疫力を高め、疲労回復や思考力など多くの嬉しい作用があります。
体の姿勢を正す
体の姿勢が悪いと重心がズレて関節や筋肉に大きな負担を掛け続けます。
特に高齢者に多い猫背は、膝の関節により強い負荷を掛けてしまいます。
もちろん可能な限りで結構ですが、できるだけアゴを引き背筋を伸ばす事を意識しましょう。
杖などの補助具でも脚の負担を軽減してくれますので、無理をせず一度試してみるのもいいかもしれません。
また、O脚やX脚など脚の歪みがあると、膝に無理な力が掛かります。
現在、靴のインソール(中敷)タイプの矯正アイテムもあり、おすすめです。
少しの運動で筋肉を維持
症状にも依りますが、変形性関節症などは痛みがあるからと言って全く動かさないのは逆効果になります。
もちろん、関節の痛みや炎症がある程度回復してからでいいのですが、椅子に腰掛けて脚を動かす動作や歩けるようでしたら家の中を歩いてみるなど、適度な運動は血流を良くして回復を早くし、さらに筋肉の維持にも繋がります。
患部の筋力が弱まってしまう事で関節痛が酷くなってしまう傾向にあります。
掛かり付けの医師に相談しながら少しずつ動くようにしましょう。
膝の痛みに効くサプリもあります
変形性関節症は、関節の軟骨成分を作る力が弱まる事でクッション効果が減少して起こってきます。
そこで、膝や肘などの軟骨を作る成分サプリも効果的です。
しかも、「グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを使ってみたけどイマイチ効き目がなかった」という方にも話題の新軟骨サプリがあります。
⇒「膝痛で経験した関節痛サプリメントの口コミ」記事こちら